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【映像】佐藤康光九段の懇親ギャグに凍るスタジオの空気

 レジェンド棋士のお茶目すぎる一面にファンが沸いた。日本全国を8つのブロックに分けた団体戦で行われる「ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治」予選Aリーグ第1試合・チーム関東Aとチーム関西Aの対戦が1月20日に放送され、羽生善治監督(53)率いる関東Aが5勝1敗で勝利した。対局前には、関西A所属の佐藤康光九段(54)が渾身のギャグを披露。まさかの表情に、視聴者からは「みんな笑うところだぞ」「それ京都弁とちゃうw」とツッコミのコメントが多数寄せられた。

【映像】佐藤康光九段の懇親ギャグに凍るスタジオの空気

 谷川浩司十七世名人(61)率いるチーム関西Aは、兵庫・京都・滋賀を代表して結成。ベテランから新人までバランスの良いエントリーとなったが、中でも注目を集めたのは佐藤九段だった。京都府八幡市出身で1982年に6級で関西奨励会に入会したものの、家族の転居に伴い中学2年時に東京へ移籍。1987年3月に17歳でプロ入りした。現在も東京在住とあり、エントリー地域は東京都を擁する関東Bかと思われていたものの、選んだのは関西A。「私は京都出身なので、迷わず関西エントリーを決めました」と語った。

 さらに、谷川監督から出場棋士登録の指名を受け大会へ参戦。歴代の連盟会長が並ぶ強力布となった。開幕戦のオープニングでは「京都の代表として頑張りたい」と意気込みを語り、「谷川監督から京都弁でご指名をいただいた」ことも明かした。

 しかし、谷川監督は「え!?」と驚きの表情も。佐藤九段は「今言いましょうか?」と自ら申し出ると、「おいで康(やす)~!」とドヤ顔で渾身ギャグを披露した。しかし、やや凍り付いた空気を感じ取ったのか「あ、康光なので…」と説明を追加。チームメイトをも“圧倒”する全力スタートとなった。

 レジェンド棋士のお茶目すぎる表情に、ABEMAの視聴者は爆笑。「www」「みんなサービス精神がw」「スベったよね…?」「みんな笑うところだぞ」「それ京都弁とちゃうw」「ネイティブの発音っぽくなくて草」とコメントが殺到していた。

◆ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合には監督とチームから選ばれた出場登録棋士の4人の計5人が参加可能。試合は5本先取の九番勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。試合は1試合以上出場する「先発棋士」と、チームが3敗してから途中交代できる「控え棋士」に分かれ、勝った棋士は次局にも出場する。先発棋士は1人目から順に3人目まで出場し、また1人目に戻る。途中交代し試合を離れた棋士の再出場は不可。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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【映像】敗戦した開幕戦を振り返る関西A・谷川浩司監督
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【映像】レジェンド・谷川十七世名人&佐藤九段のモグモグタイム
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