【ブンデスリーガ】ライプツィヒ2-3レヴァークーゼン(日本時間1月21日/レッドブル・アレーナ)
地を這う強烈なシュートが炸裂した。右SBで出場していたライプツィヒDFシマカンはバイタルエリアで自らへの寄せが甘いと見るや右足を一閃。すると、あまりのスピードからホップするような弾道となった弾丸シュートが相手ゴールに襲い掛かり、ライプツィヒに追加点のチャンスが訪れた。
ライプツィヒが1-0とリードして迎えた21分、バイタルエリアやや右の位置で味方選手からパスを受けた右SBのモハメド・シマカンは、自らへのプレッシャーが緩いと見るや右足を振り抜いた。
思い切り踏み込んで放たれた強烈な一撃は、ホップする地を這うミドルシュートとなり、レヴァークーゼンゴールに襲い掛かった。相手GKルーカス・フラデツキーのビッグセーブで得点にこそならなかったが、可能性を感じるミドルシュートだった。
名門マルセイユの下部組織出身のシマカンは、ストラスブールでプロキャリアをスタートさせると、CBと右SBの両ポジションで能力を発揮。21年夏にライプツィヒに移籍して以降もユーティリティ性が高く評価されて多くの試合に出場。その活躍から数々のビッグクラブが獲得に興味を示していると報じられている。
細かい負傷の多さは懸念点だが、ポテンシャルは間違いなく、選手層の厚いフランス代表のポジション争いに割って入ることも期待されている。
(ABEMA/ブンデスリーガ)