【ブンデスリーガ】ライプツィヒ2-3レヴァークーゼン(日本時間1月21日/レッドブル・アレーナ)
オランダの神童が天才的なターンからゴラッソを叩き込んだ。ボックス内で味方選手の浮き球パスをトラップしたチャビ・シモンズは、相手のプレッシャーをリフティングとターンを合わせたような形で剝がすと左足を一閃。華麗なボレーシュートがゴールネットに突き刺さると、あまりの上手さにファンも心酔している様子だった。
スコアレスで迎えた7分、左サイドからFWベンヤミン・シェシュコがドリブルで相手を抜いてボックス内に侵入すると、近い距離にいたMFザヴェル・シュラーガーにパスを出した。
そこからオーストリア代表MFが左足でフワッとした浮き球のクロスを入れると、MFチャビ・シモンズは目の前に3人の相手選手がいる状況で右足トラップ。そこから相手DFが距離を詰めてきた逆を突いて左側にボールを浮かせながらターンをすると、左足を振り向き、ゴール右下にシュートが吸い込まれた。
このゴールにABEMA視聴者は「えぐいて!」「うっま!」「ゴールがエグすぎ」「声出ちゃった」と反応。あまりの上手さに驚いた様子だった。
このゴラッソを決めたチャビ・シモンズは今季パリ・サンジェルマンからのローン移籍でライプツィヒに加入しており、今季の公式戦27試合で7得点9アシストとエース級の活躍を披露している。
PSVでプレーした昨季はエールディヴィジの得点王を獲得するなど、オランダの将来を担うと言われている20歳の神童の市場価値は、データサイト『transfermarkt』によると、7000万ユーロ(約112億円)に及ぶそうだ。ライプツィヒの選手の中ではトップの価値で、ブンデスリーガ全体でも6位とリーグ屈指の選手として評価されている。この調子を維持すれば大台の1億ユーロ(約161億円)突破も夢ではないだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)