【ブンデスリーガ】ライプツィヒ2-3レヴァークーゼン(日本時間1月21日/レッドブル・アレーナ)
レヴァークーゼンからすれば納得がいかない判定だった。ボールを持ったMFヴィルツが前を向いてドリブルしようとしたタイミングで、ライプツィヒの選手がユニフォームを引っ張って進行を阻止。しかし、主審からすると見えづらかった角度だったようで、ファウルを取ってもらえなかった。
レヴァークーゼンが0-1と追いかける展開で迎えた45分、MFフロリアン・ヴィルツが味方選手との連係と個人技で前を向くと、すかさずライプツィヒDFダヴィド・ラウムがユニフォームを掴んで進行を阻止した。
すぐにファウルの抗議をしたヴィルツだったが、主審の立ち位置からは死角だったのか笛を吹くことなくライプツィヒにボールを回収されたまま試合が続行。これにはレヴァークーゼンの選手たちもジェスチャーを交えて怒っていた。
その後、スローでユニフォームが引っ張られたシーンのハイライトが流れると、ABEMAで解説を務めた水沼貴史氏も「これで(ファウルを)取ってくれなかったので怒っているんですね。そりゃそうですね(笑)」とコメント。怒りのドイツ代表MFに同情していた。
スローの映像で見返しても、主審の視線と複数の選手が被っており、瞬時にファウルと判断するのは難しかっただろう。この場面で問題があるのは、ボールサイド側で見ていた副審で、ファウルとならなかったのは彼のミスジャッジだった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)