<大相撲一月場所>◇九日目◇22日◇東京・両国国技館
小柄な序二段九十一枚目・若狹(出羽海)が、自身より倍以上重い序二段九十六枚目・千代福(九重)を電車道で圧倒。一気に寄り切って白星を挙げ、「勝った!」「お見事」と館内から拍手が沸き起こった。
若狹は北海道出身、平成15年(2003年)生まれの20歳。身長172.2センチ、体重81.2キロと小柄な体格の力士だ。九日目に対戦した千代福は体重164.5キロと倍以上も重く、体重差は実に83.3キロにおよぶ対決となった。
見た目にも倍以上の体の厚みがある千代福と若狹の一番。だが決着は一瞬だった。立ち合い頭をつけた若狹は、右四つでまわしを引くと一気に前進。そのまま寄り切って体重差対決を制し、4勝目を挙げた。敗れた千代福は2敗目を喫した。
小兵の若狹が電車道で圧倒すると館内からは大きな拍手が沸き起こり、ABEMAの視聴者も「若狭勝った!」「お見事」と盛り上がっていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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