麻雀プロ団体「RMU」の最高峰タイトル「令昭位」の決定戦最終節が1月21日に行われ、前節までトップを走っていた谷井茂文が逃げ切り、自身3度目の令昭位に輝いた。
2位に43.4ポイント差をつけて最終節を迎えた谷井茂文は1、2回戦を2着にまとめて順調に試合を消化。3、4回戦は今シーズンの集大成とばかりの大爆発で連勝し、優勝に華を添えた。3度目の優勝を果たした谷井は「前回決定戦に進出した3年前、第1節の前日に母が亡くなり、それもあって絶対に勝ちたかったのですが残念ながら優勝はできませんでした。今回優勝して、ようやく天国の母に勝ったよと報告できるのが何より嬉しいです。麻雀の技術はまだまだなんですが、少しずつ上達している実感もあるので、来年はさらにいい麻雀をお見せできるように精進していきます」と、さらなる高みを目指すと誓っていた。
【試合結果】
1位 谷井茂文 +85.1
2位 仲川翔 +7.8
3位 白田みお +7.5
4位 河野高志 ▲101.4
【最終成績】
1位 谷井茂文 +226.1
2位 仲川翔 +72.9
3位 河野高志 ▲3.8
4位 白田みお ▲33.5
◆令昭位戦Aリーグ RMU所属のトッププロ10人によるリーグ戦。年間12節、1人最大48半荘を戦い、最もポイントの高かった選手がその年の令昭位となる。
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