【プレミアリーグ】ボーンマス0-4リヴァプール(日本時間1月21日/ヴァイタリティ・スタジアム)
ポルトガル代表FWジョタのパス、ランニング、決定力で圧倒的な違いを見せつけたゴールが話題となっている。
前半は攻めあぐねる時間が続いたリヴァプールだったが、49分にジョタのアシストからウルグアイ代表FWヌニェスのゴールが決まると一気に攻勢を強める。
迎えた70分、自陣でボールを受けたジョタが、前線にふわりと浮き球のボールを送る。これをヌニェスが競り合い、溢れたボールをオランダ代表FWガクポが回収。次の瞬間、ジョタが一気にギアを上げてボックス内に侵入すると、ガクポから絶妙なタイミングでスルーパスが送られた。
ジョタは滑り込むような体勢ながらも右足でしっかりボールをミートすると、強烈なシュートがゴールネットを揺らした。
待望の追加点にSNSでは「これぞ仕事人!」「あんなになんでもできる選手知らん」「フィニッシュカッコよすぎだろ!」「決定力の化身」「GOATすぎる」などジョタを称賛するコメントで溢れた。
“GOAT”は、Greatest of All Time(史上最高)を意味し、元々アメリカのスポーツで用いられていた。アメリカ史上最も偉大なアスリートと呼ばれるNFLのトム・ブレイディを形容する言葉でもある。
近年サッカー界ではペレやメッシ、クリスティアーノ・ロナウドら各時代を代表してきた選手を指す言葉として使われている。リヴァプールのファンにとってジョタは、現代サッカーのレジェンドに匹敵する存在と考えられているようだ。
英『スカイスポーツ』によると、リヴァプールのクラブレジェンドで元イングランド代表のジェイミー・キャラガー氏も「スアレス、トーレス、サラーよりも優れたフィニッシャー」と大絶賛。ジョタが真の“GOAT”と呼ばれる日は近いかもしれない。
(ABEMA/プレミアリーグ)