ベテラン棋士の貴重!?モグモグシーンがとらえられた。日本全国を8つのブロックに分けた団体戦で行われる「ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治」予選Aリーグ第1試合・チーム関東Aとチーム関西Aの対戦が1月20日に放送された。関西Aの控室では、谷川浩司十七世名人(61)と佐藤康光九段(54)の2人が用意されたお菓子をつまみ、将棋“観戦”を楽しむ様子も。朗らかな表情がファンの注目を集めていた。
新棋戦の開幕戦は、茨城・栃木・群馬・千葉・埼玉による関東Aと兵庫・京都・滋賀を擁する関西Aの激突となった。日本一の地域を目指し、対局場では白熱の対抗戦が繰り広げられてているものの、チームメイトと過ごす控室では朗らかな表情も。畳が敷き詰められ“お茶の間”を模した作戦会議室の机上には、将棋盤のほか地元のお菓子なども並べられており、対局に臨む仲間を応援しつつもチームで和気あいあいと過ごす様子も見られた。
関東A・佐々木勇気八段(29)ー関西A・稲葉陽八段(35)のカードとなった第2局。関西Aの控室ではチーム最年少の出口若武六段(28)は継ぎ盤を動かし、「今日稲葉さんと練習でやった将棋です!」とモニターを注視していたものの、谷川監督と佐藤九段は何やら口をモグモグ。普段は見られないリラックスした様子で稲葉八段を応援していた。
この様子に、ファンも興味津々。「もぐもぐ」「京都銘菓かな?」「なんか食べてる」「地元のお菓子だったら知りたい」との声が多数寄せられていた。
◆ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合には監督とチームから選ばれた出場登録棋士の4人の計5人が参加可能。試合は5本先取の九番勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。試合は1試合以上出場する「先発棋士」と、チームが3敗してから途中交代できる「控え棋士」に分かれ、勝った棋士は次局にも出場する。先発棋士は1人目から順に3人目まで出場し、また1人目に戻る。途中交代し試合を離れた棋士の再出場は不可。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)