<大相撲一月場所>◇十日目◇23日◇東京・両国国技館
序二段三十六枚目・御室岳(伊勢ヶ濱)と序二段三十八枚目・隆志(阿武松)の一番で、立ち合いで隆志が先に突っかけたものの足元を滑らせ、あわや“自爆”で負けてしまうかという出来事があった。
36歳のベテラン御室岳と19歳の若手・隆志という取組は、若さに勝る隆志が、体重で28キロ重い御室岳をどう攻略できるかという一番だったが、立ち合いでは隆志の気持ちが少し前にかかりすぎたのか、まだ御室岳が片手も土俵につく前に突っかけてしまった。当然「待った」になったが、際どかったのは隆志の足元。グッと踏ん張った足の右足が滑り気味となり、御室岳とぶつかるどころか完全に棒立ちの姿勢になってしまっていた。
幸い(?)にも、待ったがかかったことで仕切り直しになったが、このまま立ち合いが成立していれば、隆志からすれば相手に与える衝撃度がゼロという最悪の立ち合いになるところだった。なお、2度目の立ち合いは成立し、素早く飛び込んだ隆志が一度は突き放されたものの下から下からと丁寧に攻め上げ、押し出しで4勝目、今場所の勝ち越しを決めていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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