【ブンデスリーガ】バイエルン0-1ブレーメン(日本時間1月21日/アリアンツ・アレーナ)
選手たちからすればストレスでしかないだろう。ブンデスリーガでは毎度お馴染みとなったチョコレートが投げ込まれる抗議活動は今節も行われ、数分間の試合中断を余儀なくされることから選手はあきれ顔に。一方、ファンの間では「浅野にあげてやれ」と日本代表FWの名前を出して盛り上がっていた。
キックオフから12分が経過すると、今節もスタンドから大量のチョコレートが投げ込まれた。
日本ではボーフムの浅野拓磨が投げ込まれたチョコレートを食べたことで有名になったこの抗議活動は、ブンデスリーガが今後20年間の放映権料の一部を外資の投資会社に売却すると決めたからだ。
そもそもブンデスリーガは、各クラブのオーナー陣を見ればわかるように、プレミアリーグなどと比較をすると外資にあまり頼ることなく成長してきたリーグで知られる。サポーターからすれば抵抗が強いのかもしれない。
このチョコレートが投げ込まれる抗議活動に対して、退屈気味な顔をしていたのがバイエルンのレロイ・ザネ。「早く再開してくれよ」と、心の声が漏れている顔で再開を待っていた。
一方のABEMA視聴者は「抗議きたw」「浅野の好物」「浅野にあげてやれ」「浅野なら食べるぞ」と、日本代表FWの名前を引き合いに出して大盛り上がりの様子。すっかり浅野にはチョコレートのイメージが定着したようだ。
対する現場の選手たちは、ストレスでしかないだろう。どんなに自分たちに試合の流れが来ていても、投げ込まれたチョコレートを回収するために試合を中断せざるを得ない。この抗議活動はいつまで続くのだろうか。選手たちのためにも、ブンデスリーガがどのような動きを見せるのか、注目したいところだ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)