【ブンデスリーガ】バイエルン0-1ブレーメン(日本時間1月21日/アリアンツ・アレーナ)
ゴロゴロゴロ…ちょっと回りすぎだろ!と思わずツッコみたくなるほどの大回転だった。ドイツ人FWジャスティン・ヌジンマーは、オランダ代表デ・リフトの危険タックルを受けて宙を舞うと、落下とともに5回転して悶絶。ファウルであることは間違いないが、解説・鄭大世氏も「回りすぎ」と見解を示すシーンだった。
ブレーメンが王者バイエルンから1ー0とリードして迎えた73分のことだ。ブレーメンのジャスティン・ヌジンマーに縦パスが入ると、オランダ代表デ・リフトがその横から強烈なタックルをお見舞いした。この危険なチャージを受けたドイツ人FWは宙を舞うと、その勢いで5回転しながら悶絶の表情を浮かべた。明らかにイライラした表情のデ・リフトは、このプレーによりイエローカードが提示される事態となった。
たしかに危険なタックルではあったものの、ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「あんなにぐるぐる回るってことは大丈夫ですね」と痛がるヌジンマーが“回りすぎ”という見解を示した。ワールドカップを経験し、世界の屈強なDFからタックルを受けてきた元北朝鮮代表FWからすれば、5回転はさすがに痛がりすぎと感じたのかもしれない。
ヌジンマーはこの試合、25分に“幻の先制点”を挙げていた。ピッチ中央を独走してゴールネットを揺らした一撃は、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入によって取り消しとなったものの、ドイツ人FWは89分までプレーしてチームの大金星に大きく貢献した。
(ABEMA/ブンデスリーガ)