【プレミアリーグ】ブライトン0-0ウルブス(日本時間1月23日/アメックス・スタジアム)
ベテランGKが神プレーを披露した。ウルブスのカウンターの場面でFWクーニャは完璧に裏へと抜け出したかと思われたが、ゴールまでかなり距離があるところまでGKスティールが飛び出した。このファインプレーのおかげでブライトンは決定機を作られずに済み、ファンからも「メンタルえぐっ」と賞賛の声が集まった。
スコアレスで迎えた79分、ブライトンが敵陣に押し込む展開の中でボールを回収したウルブスは縦に速い攻撃でカウンターを狙った。
FWペドロ・ネトのパスに反応したFWマテウス・クーニャは、ブライトンの守備陣形が整う前に裏へと抜け出すことに成功。このまま絶好機を迎えるかと思われたが、ネトがパスを出したタイミングでブライトンGKジェイソン・スティールが勢いをもってボールに詰め、クーニャの前進を妨害した。
スティールのプレッシャーのおかげでサイドに逃げざるを得なくなったブラジル代表FWは、その後シュートを狙うも大きく枠を外れてブライトンのゴールキックでの再開となった。
ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「スティールが前に出ていなかったら危なかったですね。ここで出ます!?ハイリスクハイリターンですね」とコメント。リスクをかけてでも決定機を阻止しようとした33歳のGKの判断を賞賛していた。
これには視聴者からも「こんなに出る?」「ノイアーじゃんw」「超攻撃的キーパー」「スティールの判断やば」「スティールチャレンジ」「好判断すぎるw」と賞賛の声が寄せられた。
仮にここで相手を倒してしまったり、あっさりと抜かれてしまったりしたら彼が戦犯となるところだったが、そのリスクを負ってでも前に出た判断は結果的によかった。今季より加入したバルト・フェルブルッヘンよりも多くの試合で起用されているのは、この場面のような決断力が求められる局面でのプレー判断にあるのかもしれない。
(ABEMA/プレミアリーグ)