【プレミアリーグ】ブライトン0-0ウルブス(日本時間1月23日/アメックス・スタジアム)
まさに“紙一重”という場面だった。ブライトンはCKからビッグチャンスが訪れると、MFブオナノッテに決定機が訪れた。パリ五輪世代の19歳は地面スレスレのボールをダイビングヘッドで合わせたが、上手くミートせずに相手チームに回収される。これにはファンも「入ったと思った」と残念がった。
スコアレスで迎えた11分、ブライトンはCKのチャンスを獲得すると、左SBのペルビス・エストゥピニャンが高精度のクロスをボックス内に供給した。
これをニアサイドでFWダニー・ウェルベックがファーサイドに逸らすと、ファクンド・ブオナノッテのもとにボールが流れる。かなり地面スレスレのボールだったが、若き19歳のMFはダイビングヘッドで合わせてゴールを狙った。
しかし、ボールに100%の力を伝えることができず、ゴールライン上にいたウルブスMFトミー・ドイルがクリア。絶好のチャンスを逃してしまった。
ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「高さが中途半端だから足でいくか頭で行くか迷って、低いボールを頭で行って結局手前でバウンドしちゃう」「気持ちはわかる」とコメント。咄嗟の判断だったため、反応が難しかったと伝えた。
結果的にこの絶好機を逃したことでブライトンはゴールを奪えず、“お得意様”ウルブス相手にスコアレスドローに終わった。直接対決で同クラブに勝ち点を献上するのは5試合ぶり。痛恨のミスショットとなってしまった。
(ABEMA/プレミアリーグ)