【ブンデスリーガ】バイエルン1－0ウニオン・ベルリン（日本時間1月25日／アリアンツ・アレーナ）
【映像】暴行退場処分のブチギレ監督が強制連行→挑発しまくる瞬間
どうしても怒りが収まらなかったようだ。バイエルンFWザネの挑発に乗ってしまったと思われるウニオン・ベルリンのビェリツァ監督は、同選手に対して2発の平手打ちを食らわせてしまった。この暴行で退場になったクロアチア人指揮官だったが、スタンドに退く中でも声を荒げて怒りをぶつけていた。
バイエルンが1-0とリードして迎えた74分に、まさかの大事件が発生した。
事件の首謀者はウニオン・ベルリンのネナード・ビェリツァ監督とバイエルンFWレロイ・ザネの2人。ウニオン・ベルリンの選手が最後に触ったボールをベンチ前で手にしたクロアチア人指揮官に対して、バイエルンの10番は自分にボールを渡すように要求した。
試合後のビェリツァ監督の発言によると、その際にザネが挑発的な言葉を発したようだ。しかし、直前の際どい判定でPKにならなかったことも相まって、ウニオン・ベルリンの監督は激昂。計2発の張り手をドイツ代表FWに浴びせて、問答無用で退場処分となった。
対するザネはイエローカードで済んだ。ビェリツァ監督は自身とザネへの処分の差に怒ったのか、スタッフにスタンドへ連れていかれる間もピッチに向かって大声で叫んでおり、この一連のやり取りに納得がいっていない様子だった。
この驚きの退場劇に、ABEMA視聴者は「相手の監督退場？笑」「ウニオンの監督が手出して退場……w」「退席しながらまだキレてたな」と唖然としているようだった。
この場面では怒りが収まらなかったビェリツァ監督だったが、試合後の取材で「監督としてあるべき反応をしなかった。正しいことではないし、自分のしたことが許せない」と、自らの愚行に対しては反省の弁を述べていた。
その一方、ザネに対しては先述した通り「彼は私のスペースに入ってきて、私を挑発してきた」と、挑発を受けたことが暴行の原因だと明らかにしている。
しかし、暴行に至ったことを正当化することはできない。彼が語るようにザネに原因があるのかもしれないが、手を上げた時点で彼の負けだ。ビェリツァ監督に対して、ブンデスリーガから間違いなく厳しい処罰が下されるだろう。
（ABEMA／ブンデスリーガ）
