<大相撲一月場所>◇十三日目◇26日◇東京・両国国技館
ウクライナ出身の序二段十枚目・安青錦(安治川)が、序二段十六枚目・最上桜(式秀)を下手投げで下して7戦全勝を遂げた。デビュー場所から無敗で14連勝という安青錦の圧倒的強さに、「おおっ!」「うわっ」とファンもどよめいた。
番付に初めて四股名が載ったデビュー場所となる令和5年(2023年)十一月場所で、7戦全勝を挙げて序ノ口優勝を飾った安青錦。規格外の実力は今場所でも発揮され、これまで6番取って6連勝と他を寄せつけない強さを見せてきた。
全勝同士の対決となった十三日目の一番。身長180センチ、体重125キロの安青錦が対戦したのは、身長189センチ、体重161キロと、ひと回り大きな体格の最上桜だった。
だが体格差はまったく問題にならなかったようだ。立ち合い低い姿勢で当たってすぐにまわしを取った安青錦は、攻めあぐねている相手に何もさせず、左四つ万全の体勢から力強い下手投げを決めて転がした。勝った安青錦は無傷の7勝目を挙げた。敗れた最上桜は1敗目を喫した。
ロシアによる母国への軍事侵攻から逃れ、相撲道にまい進するため2022年4月に来日した19歳・安青錦。2019年に相撲の世界ジュニア選手権で3位に輝いた実績も持つ“イケメン力士”が7連勝を果たすと、館内から「おおっ!」「うわっ」とどよめきが沸き起こった。圧勝劇にはABEMAの視聴者からも「あっさり」「余裕すぎ」「これまたきれいに」とコメントが寄せられたほか、「序二段は単なる通過点」「敗北を知りたい」と期待の声も相次いだ。
なお十三日目の取組では、序二段七十四枚目・千代大光(九重)も白星を上げて無敗を死守。序二段の優勝争いは千秋楽で安青錦と千代大光が優勝決定戦を行うことになった。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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