【ブンデスリーガ】バイエルン1-0ウニオン・ベルリン(日本時間1月25日/アリアンツ・アレーナ)
完璧なフィニッシュワークだった。バイエルンはFWザネを使った右サイドからの攻撃を仕掛けると、最後はマイナスの位置にいたFWケインが利き足ではない左のインサイドでダイレクトで合わせた。難しい体勢でも確実にゴールネットを揺らす巧みな技に称賛の声が集まっている。
バイエルンが1-0とリードして迎えた55分、右SBコンラート・ライマーは右のハーフスペース付近でボールを運んで相手選手の視線を集めると、最後は大外にいたFWレロイ・ザネへとパス。フリーでボールを受けたドイツ代表FWはダイレクトで中央に折り返した。
これをマイナスの位置にいたFWハリー・ケインが、利き足ではない左のインサイドで合わせてゴールネットを揺らした。ABEMAで解説を務めた福田正博も「右足ではなく、身体を開いて左足ですよね。右足を軸に左足でコースに流し込むのは簡単なプレーではない」と、イングランド代表FWの技術力の高さを絶賛していた。
これにはABEMA視聴者も「ケインのシュートやば、うまっ」「ほんとこのワンプレーを仕留めるのはケインさすが」「やっぱケインうまいわ」「うん、ケインは素晴らしい」「ケインとザネのコンビ至高やな」と大絶賛。
しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の助言によってライマーからザネへとパスが繋がったところがオフサイドの判定となり、ケインのゴラッソは取り消しとなった。ABEMA視聴者からは「ザネのアシストもケインのゴールも消えた、、、萎える」と悲観的な声が寄せられている。
結果的にケインはこの試合でゴールを奪うことができず、ブンデスリーガでは昨夏のバイエルン加入から初めて2試合連続ノーゴールに終わった。これを逆に捉えれば、これまでイングランド代表FWはほぼ毎試合ゴールネットを揺らしていたことになる。このデータでより、彼の異常な決定力の高さを痛感したのではないだろうか。
(ABEMA/ブンデスリーガ)