【ブンデスリーガ】バイエルン1-0ウニオン・ベルリン(日本時間1月25日/アリアンツ・アレーナ)
さりげない一撃が相手にとっては大ダメージだったようだ。バイエルンDFライマーとウニオン・ベルリンFWホラーバッハがボールを巡って接触すると、後者が腹部を痛めて転倒。リプレイ映像を見るとライマーのヒップアタックを受けており、完全ノックアウトの瞬間がカメラに映し出されていた。
スコアレスで迎えた30分、ウニオン・ベルリンがカウンターを仕掛けようとした場面で、バイエルンの右SBコンラート・ライマーがウニオン・ベルリンFWベネディクト・ホラーバッハに通りそうだったパスを逆サイドから絞って対応した。
そのままバイエルンボールで試合が進む中で、ライマーと接触したホラーバッハが立ち上がれずにピッチ上で悶絶していた。プレーが切れた後に流れたリプレイ映像では、ライマーのお尻を使ったヒップアタックが22歳のドイツ人FWの腹部に直撃していることが映し出されており、なかなか立ち上がれない理由が明らかとなった。
思わぬ形でノックアウトしてしまったホラーバッハにとって、今節は古巣との対戦だった。同選手は育成年代のバイエルンでエースとして活躍した過去があり、アリアンツ・アレーナでのプレーは10代のころに憧れていたに違いない。そんな思い出の地にて、予想外の形で記憶に残る瞬間が生まれたのだった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)