【ブンデスリーガ】アウグスブルク2-3バイエルン(日本時間1月27日/WWKアレーナ)
バイエルン期待の19歳の新星が待望の瞬間を迎えた。CKの流れから今季トップチームデビューを飾ったばかりのMFパブロヴィッチが、初ゴールを決めてみせたのだ。それも相手GKを抑え込んでからの反転シュートという難易度の高い一撃で、直近の試合で調子が上がらないバイエルンに貴重な先制点をもたらした。
スコアレスで迎えた23分、バイエルンは右CKのチャンスを得ると、DFラファエル・ゲレイロが左足でインスイングのクロスを上げた。
ニアでバイエルンMFレオン・ゴレツカが頭に当てて逸らすと、ボールのスピードが直前で上がったこともあり、逆サイドにいたアウクスブルクFWフィリップ・ティーツが完全にクリアすることができなかった。これによりゴール前にこぼれたボールをMFアレクサンダル・パブロビッチが反転してから強烈な左足でのシュートを叩き込み、バイエルンが先制に成功した。
このシーンでパブロヴィッチの動きを見ると、アウクスブルクのGKを前に出させないためにファウルスレスレでブロックをしていた。彼のファインプレーが結果的に自身の初ゴールをもたらしたと言っても良いだろう。
19歳の新星による待望の先制点にABEMA視聴者は「パブロきたあぁぁぁぁ」「いい反転!」「悪い時はセットプレーが肝心」とコメント。直近2試合で1ゴールに留まっている中でのゴールに大興奮の様子だった。
バイエルンの下部組織出身のパブロヴィッチは、昨年の10月末にトップチームデビューを飾ったばかりの選手だ。過去に出場した試合ではセットプレーからゴールをアシストするなど、優れた技術とキック精度を持っている。この調子で結果を残せば、今後のバイエルンを支える存在となるかもしれない。
(ABEMA/ブンデスリーガ)