横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が、関脇・琴ノ若(佐渡ヶ嶽)との優勝決定戦を制し、4場所ぶりの復活V。年始めの大相撲を制したのは、けがから戻ってきた横綱だった。
本割で大関・霧島(陸奥)を寄り切りで退け、琴ノ若との優勝決定戦に臨んだ。決定戦も寄り切りで破り、昨年、夏場所以来となる4場所ぶり9度目の賜杯を手繰り寄せた。
冒頭にNHKの佐藤洋之アナから祝福されると、照ノ富士は四方に向かって順番に頭を下げた。横綱にとって久しぶりとなる優勝インタビューが始まると「照…感動 感激 感嘆」「復活しましたね」と、早々に感動を表現するコメントが到着。素直な思いを明かす横綱の姿には「本当にうれしそう」「かっこいい」「おめでとう!」などといった声が届いた。
また緊張感に包まれていた優勝決定戦から一転、時に笑いを交えながらのユーモア溢れる回答で館内を和ませる照ノ富士の姿には「横綱ジョークw」「かわいいな」「おもろ」「緊張と緩和がエグいw」といった反響も寄せられた。
―おめでとうございます。
ありがとうございます!(四方に向かってお辞儀)
―丁寧にお辞儀をされました。どんな思いでしょうか?
素直にうれしく思います。
―久々に抱く賜杯の感触はいかがでしたか?
最近、優勝するたびに久しぶりなので、もう慣れてきました(館内から笑い声)。
―千秋楽は本割、決定戦と厳しい相撲を取ったと思います。振り返っていかがですか?
来る前から最低三番くらい相撲を取るつもりで足を運んできたので(再び館内から笑い声)、二番で終わらせられてよかったです。
―今場所は休場明けですが、相撲を取っている中で感触はいかがでしたか?
去年優勝してから、けがが良くならなくて、休場が続いていたんですけど、心だけ折れないように、日々頑張ってきたので、それが良かったかなと思います。
―今回は腰のけがということで、これまでとは違った苦労があったのではないかと思います。
病気じゃないから、けがは痛いだけなので。それをなんとか乗り越えられて良かったんじゃないかなと思います。
―けがの間に台頭してきた琴ノ若、霧島の前に立ちはだかりました。若い力はどのように見えてましたか?
若い人たちが番付上がってきているんで、そういう子たちと肌を合わせてやるのが楽しいです。
―琴ノ若は大関へという動きが始まっているみたいですが、優勝決定戦を戦っていかがでしたか?
力をつけてきたというのは、相撲を取っていても感じるし、もっと鍛えて、次の番付を目指して欲しいと思います。
―9回目の優勝を果たし、次は常々話していた(二桁優勝という)目標ですね?
頑張ります。皆さん、十五日間、本当にありがとうございました。明日から来場所に向けて、頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?