「相手に合わせる戦いが嫌い」と豪語する元日本代表DFの安田理大氏らしい、超攻撃的な日本代表イレブンの選出にスタジオも驚きを隠せなかった。
AFCアジアカップを戦っている日本代表はグループステージを2位で通過し、日本時間1月31日20時30分からラウンド16でバーレーン代表と対戦する。そんな状況下、1月27日にブンデスリーガのブレーメン対フライブルク戦でABEMA解説を務めた安田氏は、試合前にサムライブルーの夢のイレブンを選出した。
「こんなフォーメーションでこんなメンバーを選ぶのは俺だけ」という安田ジャパンのフォーメーションは3-4-3。まず斬新だったのが、3バックの中央に本来アンカーの遠藤航を起用した点だ。
安田氏は「イメージとしてはフランクフルトのカイザー・長谷部誠選手ですね」と、遠藤にはブンデスリーガ歴代最年長出場記録を持つ長谷部のようにリベロとしてのプレーを期待した。
さらに中盤は、インサイドハーフにアタッカーの中村敬斗と久保建英、トップ下に南野拓実を配置。10番を背負う堂安律は外しているが、「久保選手と堂安選手は試合によって使い分けるイメージ」と語った。
前線の3トップは上田綺世を頂点に、「日本代表の2つの槍」として高く評価する伊東純也と三笘薫を両サイドに置く。全体的に超攻撃的な布陣となった。
「これめっちゃ強いと思いますよ。それかめっちゃやられるか」という安田氏。「自分たちのスタイルを貫いて、相手にスカウティングさせて合わせさせる。それでもゴールを決めるスタイルが好き。監督としては好きにしてくれ、楽しくやってくれと」と見ているファンもプレーする選手も心踊るメンバー選考となった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)