【ブンデスリーガ】ブレーメン 3-1 フライブルク(日本時間1月27日/ヴォーンインベスト・ヴェーザーシュタディオン)
ここまでくっきり明暗が分かれる新天地デビューも珍しい。主役となったのは、ブレーメンのDFフリアン・マラティーニとフライブルクのDFアッティラ・サライだ。
今冬のマーケットで両チームに加入した2人は、サライが72分、マラティーニが90分から途中出場。ともに新天地デビューを飾った。すると、ブレーメンの1点リードで迎えた93分に両者はまさに天国と地獄を味わうことになる。
ロングフィードの処理を誤ったサライは、焦ってGKにバックパス。しかしこれが完全な蹴り損ねで、プレスにいっていたマラティーニがボールを奪う。マラティーニはフェイクでGKをかわして無人のゴールにシュートを流し込み、試合を決める3点目を奪った。
このまさかの展開にABEMA視聴者は、「あちゃ〜」「あら~」「やっちまった」「今のは…」「これは大やらかしですわ」「これはやったわ」と驚きを隠せなかった。
一方でブレーメンの仲間は狂喜乱舞だ。試合後、GKミヒャエル・ツェッテラーは「なんてデビューだ」、主将マルコ・フリードルが「俺はブンデスリーガで初ゴールを決めるのに100試合もかかったのに、あいつは2分で決めた」と興奮気味だった。
まさにくっきりと明暗が分かれた両者。マラティーニにとっては天国、サライにとっては地獄のような新天地デビューとなった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)