駅などに張られたポスターで知られる、重要指名手配犯の桐島聡容疑者を名乗る男が、約50年の逃亡期間を経て、姿を現した。
 
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 神奈川県内の病院に入院していた男が「自分は桐島だ」と名乗り、警視庁公安部が身柄を確保した。男は身長160センチほどで、桐島容疑者と同じ背格好。神奈川県内の工務店に勤務していたが、2週間ほど前に緊急搬送され、保険証を示さず自費診療を受けていた。末期の胃がんを患っており、「最期は本名で迎えたい」といった趣旨を話しているという。