【ブンデスリーガ】アウクスブルク2-3バイエルン(日本時間1月27日/WWKアレーナ)
バイエルン守護神による強烈なパンチが炸裂した。コーナーキックの守備時に、GKノイアーは宙に浮いたルーズボールをパンチングで弾こうとしたが、まさかの空振り。その際のフォームがラリアットのような腕を振り回すパンチとなり、これが相手選手に当たったことでPKのジャッジとなった。
バイエルンが3-1とリードして迎えた86分、アウクスブルクのCKのチャンスでCBのマタイス・デ・リフトのクリアボールが宙に浮いた。
このルーズボールをGKマヌエル・ノイアーはパンチングで弾こうとしたが、ボールに触れることができずにまさかの空振り。逆にこのパンチングが格闘技のラリアットのような形で腕を振り回すパンチとなり、フェリックス・ウドゥオカイの後頭部にわずかながら接触した。
一度主審はプレーを流したが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の助言でOFR(オン・フィールド・レビュー)の確認を行うと、PKの判定となり、アウクスブルクに絶好のチャンスが訪れた。
この一連のプレーについて、ABEMA視聴者は「ラリアットw」「これはまずい」「笑っちまったw」「殴っただけで草」「本気パンチすぎる」「ガッツリ殴ってて草」と反応。ノイアーのらしくないプレーに驚いた様子だった。
ただ、ここから凄いのがノイアーで、自ら与えたPKを完璧に読んで止めてみせたのだ。後半アディショナルタイムにもう1本PKを与えていたことを考えると、彼がこの場面で止めたのは、チームの勝ち星に直結する重要なワンプレーだった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)