【プレミアリーグ】リヴァプール4-1チェルシー(日本時間2月1日/アンフィールド)
期待の新星が正確なクロスを見せた。ベンチ入りはしたが、怪我明けのリヴァプールDFアレクサンダー=アーノルドに代わって先発した20歳のブラッドリーが、試合早々に自陣から相手DFラインの裏を狙った美しいピンポイントクロスをあげた。これにはファンも好意的な印象を抱いているようだ。
スコアレスで迎えた6分、リヴァプールはGKにボールを戻して攻撃を作り直そうとした場面で、守護神アリソンからの鋭いパスを、右SBで先発出場していたコナー・ブラッドリーがトラップして前を向いた。
2、3歩ドリブルで持ち上がり顔を上げた瞬間、ストライカーのダルウィン・ヌニェスが相手DFライン裏を狙って走り出すと、それを見逃さなかった若手DFは右足で美しいアーリークロスを供給。クロスはピンポイントで届き、ウルグアイ代表FWはファーサイドを狙ってシュートを放った。
結果的にゴールとはならなかったが、ブラッドリーの積極的なチャンスメイクに視聴者は「ブラッドリーうまw」「ブラッドリーえぐい」「 いいクロスだったなー」「うまいクロス!」と反応。20歳の北アイルランド代表DFに対して好意的な意見が多く寄せられた。
昨季リーグ1(イングランド3部相当)のボルトンへローン移籍していたブラッドリーは、当時19歳ながらチームの年間最優秀選手賞を受賞するほどの存在感をみせた。この活躍の大部分を占めるのが攻撃面での貢献度で、ボルトンでは公式戦53試合で7得点6アシストというウインガー並の記録を残している。
ヌニェスのシュートをお膳立てしたこの場面も、彼の攻撃面でのセンスが発揮されたシーンだった。20歳の若きDFは先輩のトレント・アレクサンダー=アーノルドの姿を見て、どのようなプレースタイルを確立していくのだろうか。
(ABEMA/プレミアリーグ)