【プレミアリーグ】リヴァプール4-1チェルシー(日本時間2月1日/アンフィールド)
リヴァプール期待の新星が待望の瞬間を迎えた。前節に続いてスタメンに抜擢された20歳の右SBブラッドリーは、空いた右サイドの前方のスペースに爆速ドリブルで侵入すると、最後は豪快なシュートを逆サイドのネットに突き刺した。これにはファンも「リヴァプールの未来は明るいな」と大興奮の様子だ。
リヴァプールが1-0とリードして迎えた39分、チェルシーMFモイセス・カイセドからボールを奪ったホームチームが得意のカウンターをスタートさせた。
リヴァプールからすればかなり左サイドに選手が圧縮されていたため、逆サイドの右サイドががら空きの状況に。これを見逃さなかったDFコナー・ブラッドリーは全速力で右サイドを駆け上がると、ルイス・ディアスから受けたパスを丁寧にコントロールし、最後はボックス内で右足を一閃。強烈なシュートが逆サイドのゴールネットに突き刺さり、リヴァプールに待望の追加点が生まれた。
ABEMAで解説を務めたLeo the football氏は「ボールサイドに(リヴァプールのウイングが)寄っていた状況だったので、大外が空いてくるじゃないですか。そこに後ろからリスクをかけて状況判断よく出ていけたのが良かったですね」とコメント。20歳の北アイルランド代表DFの好判断がゴールを呼び込んだと分析していた。
ABEMA視聴者も「うますぎる」「えぐいぞブラッドリー!」「こりゃ強いわ」「サイドバックの攻撃は気持ちいい」「リヴァプールの未来は明るいな」「若手の育成がうますぎるw」と期待の新星のゴールに大興奮の様子だった。
16歳の時に生まれ育った北アイルランドのダンガノン・スウィフツからリヴァプールのアカデミーに移籍したブラッドリーは、昨季リーグ1(イングランド3部相当)のボルトンで大ブレイク。チームの年間最優秀選手賞を受賞するほどの大活躍で、昨夏にリヴァプールに復帰をしていた。
今季は怪我の影響もあって前半戦の大半を棒に振ったが、トレント・アレクサンダー=アーノルドが負傷したタイミングで起用されると、レギュラーを奪う勢いで猛アピールに成功。アレクサンダー=アーノルドは副キャプテンのため考えにくいが、このままポジションを奪ってもおかしくはないだろう。少なくとも、これまでは不動だった右SBのレギュラー争いに名乗り出るに値するパフォーマンスを披露してみせた。
(ABEMA/プレミアリーグ)