【プレミアリーグ】リヴァプール4-1チェルシー(日本時間2月1日/アンフィールド)
弱冠20歳の若武者が、プレミアリーグの舞台で大暴れだ。リヴァプールの北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリーが、プレミアリーグ初ゴールに加え、2つのゴールをアシスト。さらに対峙したイングランド代表FWラヒーム・スターリングやウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクを封殺するなどやりたい放題となった。
右サイドバックで先発したブラッドリーは、23分に自身のタックルからボールを奪うと、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョタの先制点をお膳立て。39分にはプレミアリーグ初ゴールを挙げ、65分には右サイドを突破して挙げたクロスボールをコロンビア代表FWルイス・ディアスが頭で合わせてゴール。1ゴール2アシストの活躍を見せた。
ブラッドリーは守備でも貢献。前半はスターリングに何もさせず、後半はムドリクのスピードに乗ったドリブル突破を阻むなど出色の出来を見せた。
試合後、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は1ゴール2アシストを記録したブラッドリーについてコメント。笑顔で「本当に素晴らしい子で、信じられないよ。彼の貢献や関与、そして守備は素晴らしかった。しかも相手はスターリングだ。それは簡単な仕事ではないが、よくやってくれた」と大絶賛した。
また「ボルトンの関係者から『ブラッドリーを戻してもらえるか?』と問い合わせがあったが、『それは遅すぎるよ』と返したよ」とコメント。すでに"非売品"でありチームに必要な戦力として考えているようだ。
リヴァプールのアカデミー出身であるブラッドリーは、2022-2023シーズンにボルトンにレンタルで加入。リーグ戦41試合5ゴールを挙げる活躍を見せると、今季からリヴァプールに復帰した。右サイドバックにはイングランド代表DFトレント・ジョン・アレクサンダー=アーノルドがいるものの、遜色ない活躍を見せているだけに、今後のブラッドリーのプレーに注目だ。
(ABEMA/プレミアリーグ)