【プレミアリーグ】ブライトン4-1クリスタルパレス(日本時間2月4日/アメックス・スタジアム)
日本代表FW三笘薫が不在の中、ブライトンをけん引するのはこの男だ。主将ダンクは、大勝を収めた試合で早々の先制点をマーク。知将デ・ゼルビ監督が就任してからリーグ戦100得点というメモリアルゴールには「ダンクかっけぇ」とファンも歓喜した。
試合開始、わずか4分のことだった。ブライトンは、左サイドバックのガーナ代表タリック・ランプティの積極的な仕掛けによってCKを獲得。序盤に訪れたセットプレーのチャンスで、パスカル・グロスのキックに中央で合わせたのがルイス・ダンクだった。
このゴールにはABEMAで解説を務めた鄭大世氏も「スラムダンクきましたね!」と大興奮。さらに「いや、心強い」と話し、「チームが苦しい時にキャプテンが決めてくれるのは力になりますね。セットプレーで触るのは100%ダンクなので相手は彼を止めればいいんですが、それでも止められないのがダンクですね」と、主将の先制点を絶賛した。
ブライトンは実際、リーグ戦の直近3試合で2試合をゴールレスのドロー、前節は昇格組のルートン・タウンに0-4で敗れるなど調子を落としていただけに、リーグ戦で4試合ぶりとなるゴールには、大きな意味があった。しかもこの得点は、デ・ゼルビ監督が就任してから55試合目の指揮で100ゴール目となり、メモリアルな一撃となった。
電光石火の先制点を目撃したファンも「やっぱダンクのゴールはみんな嬉しいよな」「ダンクかっけぇ」と興奮したが、ブライトンはこのゴールをきっかけに、前節までの低調ぶりがウソのように躍動。4-1というスコアもあることながら、出場した全員がハイパフォーマンスを示してクリスタルパレスを一蹴する今季ベスト級のゲームとなった。
(ABEMA/プレミアリーグ)