【ブンデスリーガ】バイエルン4-1ボルシアMG(日本時間2月3日/アリアンツ・アレーナ)
またも大エースが驚愕のゴールを決めてみせた。左サイドからのクロスにドイツ代表MFトーマス・ミュラーがヘディングで相手GKと競り合う。こぼれたボールをイングランド代表FWハリー・ケインが冷静に流し込み、勝ち越しゴールをもたらした。このゴールにファンは「バケモノすぎて草」と大興奮の様子だ。
1−1で迎えた69分だった。バイエルンのドイツ代表MFレオン・ゴレツカが左サイドからクロスを上げる。ゴール前で待ち構えていたミュラーがヘディングで相手GKと競り合い、GKが転倒。ボールはケインの目の前にこぼれた。すると怪物ストライカーは、地面に足をつけた状態から少しだけジャンプし、首の強さだけでヘディングシュートを放つと、これが無人のゴールに突き刺さった。
実況を務めた西岡明彦氏によると、このゴールにより今シーズンのケインは84本のシュートで24ゴールを記録。かつての大エースであるポーランド代表FWレヴァンドフスキ(バルセロナ)が記録した41ゴールの大記録とほぼ同じペースでゴールを量産中だ。解説を務めた風間八宏氏も「力が抜けた良い状態でプレーを楽にしているけど、必ず点を取る位置にいる」とポジショニングの良さを評価した。
イングランド代表FWの大活躍にはファンも「バケモノすぎて草」「こぼれ球に対するポジショニングは惚れ惚れするわ」「得点王間違いなし」と大喝采の様子だった。
20節終了時点でのゴール数が24ゴールとなり、40ゴール超えも見えてきたハリー・ケイン。首位レヴァークーゼンの背中を捉えたバイエルンの絶対的エースが、リーグ後半戦を盛り上げることは間違いないだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)