【WWE】SMACKDOWN(2月2日・日本時間3日/バーミンガム)
日本人女子レスラー3人を擁するヒールユニットが仲間割れ。裏切りを問い詰めたリーダーを背後から襲撃する最悪の結末に場内は大ブーイング、賛否様々な声が相次ぐシーンがあった。
ベイリーが、同門のイヨ・スカイが保持するWWE女子王座に挑戦することを表明した。1月28日の『ロイヤルランブル』でタイトル挑戦権を獲得したベイリーは、リア・リプリーの女子世界王座に挑戦する意向を表明していたが、数か月前から続いた軍団内の不和が表面化し、ついに半旗を翻す形に…。リング上では、元リーダーに陰湿な襲撃が加えられ騒然となった。
兆候はバックステージからあった。イヨ、カイリ・セイン、アスカの3人が「ベイリーは今夜で終わる」と宣言する様子を壁際で聞いていたベイリーは、ドア横で落胆。そしてリング上で「リア・リプリーとイヨ・スカイ、どちらの王座に挑戦するか?」を選択する場面が訪れた。
ここでベイリーは「“ダメージCTRL”は史上最強の女子ユニット。それ以前に私たちは家族なのよ」と前置きしたあと、一瞬リアとの対戦をほのめかしながら“別の道もある”と意外な発言。 日本語で「ワタシワカルヨ」とイヨらに向けてマイクし、 「あんた達がこそこそ陰口を言ってたのを聞いて覚えていたの。ずっと陰口を叩いていたよね。なんで?私は“ダメージCTRL”を最強にしたかっただけなのに」と、これまでの鬱憤を吐露した。
ベイリーは「イヨ、あんたどうしちゃったの? 私とダコタ・カイと3人でスタートしてすごく上手くいっていたのに。どうして裏切ったの?」とひと言。数か月前までベイリー、イヨ、ダコタの強い結束でのし上がってきたユニットだった。これにイヨは困惑気味だったが、カイリとアスカがベイリーを背後から襲撃して遂にチームは決裂。
ベイリーを蹴りまくる制裁シーンにはファンからも「ひどい」「流石に可哀想」と大ブーイング、さらには「WWE史上最強の女子ユニットが…」残念がる声も多い。
その後、ベイリーも隠し持った鉄パイプでカイリ&アスカを殴打。うろたえながらリングをあとにする3人にマイクをとったベイリーは「イヨ“レッスルマニア”で会いましょう」と、リアとの対戦を撤回し、イヨのWWE女子王座戦に挑戦することを宣言した。
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(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)