株価4万円台の可能性は…？ 経済アナリスト森永康平氏に聞く「ドカンと下がる日」への備え方

　今年に入り、値上がり傾向が続いている株価。1月の上げ幅はおよそ2800円となった。
【映像】森永康平氏に聞く「ドカンと下がる日」への備え方
 「日経平均株価4万円台も視野に入ってきた」という声もあるが、今後の見通しについて経済アナリストの森永康平氏に聞いた。 
━━株価上昇の要因はどこにあるのか？
「まず、昨年から円安で特に輸出で稼いでいる大企業の業績はかなり上がっており、海外投資家からの評価も高まっている。もう一つは『ついに日本がデフレを脱却するのでは』という期待感。さらに別の観点として、海外の投資家は広く世界を見ているため、中国の株式市場が低迷している今、アジアへの投資先として日本が選ばれている。このように、様々な要因が株価全体を押し上げている」