【ブンデスリーガ】ダルムシュタット0-2レヴァークーゼン(日本時間2月3日/メルク・シュタディオン・アム・ベーレンファルター)
ゆったりと振り抜いた右足から想像を絶する威力のシュートが飛び出した。レヴァークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの驚異的なシュートに実況も舌を巻いた。
注目のシーンはレヴァークーゼンが2点リードして迎えた75分。ダルムシュタットのGKとDF間でミスが起こったところを見逃さなかったスペイン代表FWボルハ・イグレシアスが、ボール奪取に成功する。チェコ代表FWアダム・フロジェクを経由して、ボールはヴィルツの下へ。ドイツ代表MFが力感のないシュートモーションから放った一撃は惜しくもクロスバーを叩いたが、「ガシャン」と力強い音がスタジアムに響き渡り、サポーターたちもどよめいた。
ABEMAで解説を務めた福田正博氏は「ヴィルツはよくああいうシュートをしますけど、振りかぶって打っているわけではない。歩きながらスパーンと振り抜いている。ボールにもスピードがあって、今のシーンも全く力みがない」と、首位に立つレヴァークーゼンを支えるゲームメーカーのキック力に驚いた。
(ABEMA/ブンデスリーガ)