【ブンデスリーガ】フライブルク 1-3 シュトゥットガルト(日本時間2月3日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
まるでリオネル・メッシのようなフィニッシュだった。ボックス内に進入したシュトゥットガルトのDFマキシミリアン・ミッテルシュテットは、相手GKとの1対1を迎えると、憎らしいほどの落ち着きでループシュートを選択。伊藤洋輝のライバルが完全に逆を突くおしゃれシュートで追加点をもたらした。
シュトゥットガルトが2―1とリードして迎えた74分、3-4-2-1システムの左WBで先発出場していたミッテルシュテットが、試合を決める重要なゴールを決めた。
FWデニス・ウンダフとのワンツーでボックス内に進入したドイツ人DFは、細かいタッチで前進して相手GKとの1対1に。フライブルクのGKノア・アトゥボルも重心を落としてシュートコースを限定していたが、ミッテルシュテットは憎らしいほどの落ち着きでループシュートを選択。華麗なシュートでネットを揺らして、シュトゥットガルトに3点目をもたらした。
ABEMAで解説を務めた元日本代表DFの安田理大氏は、「落ち着いてましたね。素晴らしいフィニッシュですね」と、ミッテルシュテットのゴールを絶賛。SNSでも「冷静すぎる」「ワールドクラスのタッチ」「初ゴールおめでとう」「DFとは思えんループ」「うますぎだろおおお」「メッシみたい」と賛辞の声が止まなかった。
今季からシュトゥットガルトに加入したミッテルシュテットは、シーズン序盤戦こそ伊藤の存在もあって満足のいく出場機会を得られていなかったが、日本代表DFが負傷離脱した12月以降はレギュラーの座を掴んだ。AFCアジアカップを終えた伊藤はチームに復帰したが、そのポジションは決して安泰ではないだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)