【プレミアリーグ】アーセナル3-1リヴァプール(日本時間2月5日/エミレーツ・スタジアム)
【映像】イチローばりのレーザービーム&重戦車ドリブル炸裂の瞬間
アーセナルが得意とする圧巻の爆速カウンターがリヴァプール守備陣に牙を向いた。スペイン代表GKダビド・ラヤの強肩スローで一気に局面を変えると、ブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリがゴリゴリの重戦車ドリブルで相手DFを振り切る。惜しくもゴールとはならなかったが、このカウンター劇にスタジアムは大興奮となった。
注目のシーンは0-0で迎えた10分のことだった。相手の左サイドからのクロスをアーセナルのスペイン代表GKダビド・ラヤがキャッチすると、イチローのレーザービームを彷彿とする強肩スローで左サイドへボールを送る。これを受けたブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリが重戦車のような爆速ドリブルでリヴァプールのフランス代表DFイブラヒマ・コナテを完全に振り切りクロス。最後はゴール前に入り込んだイングランド代表FWブカヨ・サカがヘディングシュートを放ったが、惜しくもゴール右へと外れた。
ABEMAで解説を務めたLeo the football氏も思わず「はや!」と声を漏らし、「普通なら減速して相手の逆を突くか味方の上がりを待つ。そこを強引に持っていきチャンスを作ったマルティネッリの良さが出ましたね」とカウンターの質の高さを称賛した。
自陣ゴール前からわずか10秒でシュートに持ち込んだ圧倒的な速攻劇には、「ダイナミックやなー!」「迫力凄すぎ」「倍速やん」「ラヤのスローえぐい」「スローからチャンス作ったのすご」とファンも大興奮の様子だった。
アーセナルはこの試合、首位リヴァプールに3-1で勝利。1月20日のクリスタルパレス戦も、ラヤのスローから始まったカウンターでトロサールがゴールを挙げるなど、アーセナルの爆速カウンターは、プレミアリーグを代表する攻撃力を誇っている。
(ABEMA/プレミアリーグ)