【プレミアリーグ】アーセナル3-1リヴァプール(日本時間2月5日/エミレーツ・スタジアム)
1点を追いかける中で痛恨の退場となってしまった。すでに1枚イエローカードを貰っていたリヴァプールDFイブラヒマ・コナテだったが、チームが前掛かりになっている中でアーセナルFWカイ・ハヴァーツの進行を胸元ラリアットで阻止。これが2度目の警告の対象となり、リヴァプールは1人少ない状況での戦いを余儀なくされた。
リヴァプールが1-2と追いかける展開で迎えた88分、アーセナルFWハヴァーツは味方選手が跳ね返したクリアボールを回収して前を向いた。
リヴァプールDFコナテはディレイで遅らせようとしたが、ハヴァーツの急な切り返しに対しては身体でブロックしてしまった。これがドイツ代表FWの胸元へのラリアットのような形となり、主審はイエローカードを提示。55分に1枚目のカードを貰っていたフランス代表DFは退場となってしまった。
ABEMAで解説を務めたLeo the football氏は「DF一枚減らして舵きってのこれですからね、予想できないですよね」とコメント。思わず苦笑いのユルゲン・クロップ監督の心情を察していた。
2枚目のイエローで退場となるコナテががっくりと肩を落とすと続けて映し出されたのは笑顔で“サムアップ”するリヴァプール指揮官。視聴者からは「これがクロップの良いところです」「感動」「やさしすぎる」「クロップの人間性好き」と今季限りで退団を発表したクロップ監督のアクションに称賛の声が集まったが、一方で「審判に?」「クロップもカード出ちゃう」と審判に対しての皮肉と受け取る声もあった。
今季も1枚イエローカードを貰っているコナテを後半途中に下げるなど、ドイツ人指揮官はカードマネジメントに慎重だが、今回のケースは1点を追いかける状況だったため、その余裕はなかった。2枚目のイエローカードは1試合の出場停止処分となるため、リヴァプールは次節バーンリー戦をコナテ抜きで戦わなければいけない。
(ABEMA/プレミアリーグ)