【ブンデスリーガ】ドルトムント 3-0 フライブルク(日本時間2月10日/ジグナル・イドゥナ・パルク)
オランダ代表アタッカーが爆速シュートでネットを揺らした。ドルトムントのFWドンイェル・マーレンはボックス内でボールを受けると、相手が密集するエリアでトラップから素早い足の振りで完璧にコースを打ち抜いて先制点をゲット。解説者も「うわっ!速い!」と驚愕のシーンだった。
ドルトムントがフライブルクと対戦した試合は、16分に先制点が生まれた。ピッチ中央からカウンターを始めたドルトムントは、MFマルセル・ザビッツァーがボックス内へと斜めのパスでゴールに迫る。これを受けたFWニクラス・フュルクルクがポスト役となって近くのマーレンに預けると、そこからが圧巻だった。
オランダ代表FWは右足でトラップすると、もうワンタッチ右へわずかにズラすと、次の瞬間に右足を振り抜いてゴール右隅へ強烈シュートを叩き込んだ。ゴール前の最も危険なエリアだけに、フライブルク守備陣も3人が密集し、DFキリアン・シルディリアが足を出して対応したが、そんなディフェンスを無力化する一撃だった。
このスーパープレーには、試合解説を務めた元日本代表MFの川勝良一氏も思わず「うわっ!速い!」と大興奮。「落としてもらったところで相手が相当近くにいたんですけど、止めてからの振りが速いですよね。(シュートを)打つためにちょっとズラしただけなんですけど、そこからが速い。バックスイングが小さいけど振りが速い、(シュート)スピードも落ちていない」と説明し、難易度の高いフィニッシュワークであることを強調した。
ABEMAのコメント欄も、「すげー」「うっま」「えっぐw」「ぶちこんだ」「ゴラッソ~」「弾丸やん」「助走なしシュート」「振り速すぎ」「コースすごいな」「これはとれんな」と大絶賛の嵐だった、
マーレンは前半終了間際にも2点目も挙げ、その際に川勝氏が「シュートの達人」と称するなど大活躍。ドルトムントの3発快勝に大きく貢献した。
(ABEMA/ブンデスリーガ)