弱冠20歳ながらもすでに世界のトップ3に君臨するレヴァークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツが、変態的なパスでスタジアムを驚かせた。
【映像】場内騒然!変態すぎるフェイント→完璧スルーパスを放つ瞬間
今季のブンデスリーガで20試合16勝4分の無敗で首位を独走するレヴァークーゼン。好調のチームのなかで、リーグ戦20試合で5ゴール6アシストと圧巻のパフォーマンスを見せているのが、背番号10を背負うヴィルツだ。
第20節のダルムシュタット戦でも1点リードで迎えた52分に、相手のライン間でボールを受けて反転したヴィルツがドリブルで運ぶ。ボックス手前で右足を振りかぶってシュートモーションに入ったところに、相手選手がコースを消すように中央を固めた。
しかしこの動きを読んでいたヴィルツはシュートフェイントから右サイドにパスを出す。走り込んできたイングランド人DFネイサン・テラへタイミングバッチリのスルーパスを通すと、追加点が生まれた。
ドイツ代表としても活躍するヴィルツは、20歳ながらに攻撃的ミッドフィルダーの部門では世界3位の評価を受けている。レアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガム、バイエルンのドイツ代表MFジャマル・ムシアラに続いて、8500万ユーロ(約136億4600万円)の市場価値と評価されている。
さらにレヴァークーゼンとは2027年6月まで契約しており、移籍金は1億2000万ユーロ(約192億5400万円)に設定されるなどすでに世界のトッププレーヤーと肩を並べている。
そんなヴィルツ擁するレヴァークーゼンは、第21節で2ポイント差で2位のバイエルンと対戦する。クラブ史上初となるブンデスリーガ制覇を目指す上で負けられないシックスポインター。ヴィルツの右足でチームを勝利に導くことができるかに注目だ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)