【プレミアリーグ】リヴァプール3-1バーンリー(日本時間2月11日/アンフィールド)
上々の"復帰戦"となった。AFCアジアカップの戦いを終えてリヴァプールに戻ってきた日本代表MF遠藤航が、バーンリー戦に先発出場。美しいロングパスや球際での強さを見せるなど、攻守に貢献してアンフィールドのサポーターからスタンディングオベーションを受けた。
復帰後初の試合を迎えた遠藤は、ハンガリー代表MFソボスライ・ドミニクが負傷離脱していることもありスタメンに名を連ねた。前半は、イエローカードを受ける場面や失点シーンでの対応などまずいプレーもあったが、後半に入るとようやくお目覚め。1-1で迎えた52分には、ハードプレスから勝ち越しゴールの起点になると、試合終盤にはウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスへのロングフィードを通すなど安定したパフォーマンスを見せた。すると後半アディショナルタイムに交代でベンチにに下がる際には、アンフィールドに詰めかけたリヴァプールサポーターからスタンディングオベーションを受けている。
遠藤のプレーについて地元メディアである『Liverpool echo』の採点では「7」がつけられた。寸評では「4バックの前で定期的にチームを整え、テンポが必要だった後半の頭にさらにパフォーマンスを上げた。しかし、同点弾の際には相手を見失っている」と、失点シーンの対応を指摘されるも、後半のパフォーマンスを高く評価した。
『ESPN』も「7」をつけ「日本代表として戦ったアジアカップから戻るとすぐに先発復帰。アンカーとして確かなパフォーマンスを見せた。多くのボール保持を要求されながらも、中央エリアのデュエルで勝ち越しつつ、正しい判断を続けている」とこちらも高く評価されている。
また専門メディアの『Liverpool.com』では「多くの人が彼の契約に疑問を抱いたが、今ではだんだんと受け入れられている。バーンリー戦の後半は大幅にパフォーマンスを向上させ、ファビーニョのような粘り強さから9回のデュエルに勝利した」と報道。さらに「クロップにとって不可欠な戦力であることが証明されつつある」とこちらも高い評価を得ている。
(ABEMA/プレミアリーグ)