飛込競技の金・銀メダルを取りまくっている中国勢。ただそれは“飛込大国”にすれば、層の厚さを考えれば、ほんの一部にすぎなかった。「世界水泳ドーハ2024」9日目が2月10日に行われ、男子10m高飛込決勝では、楊昊(中国)が金メダル、曹縁(中国)が金メダルを獲得し、飛込競技最終日をワンツーフィニッシュで締め括った。本来であればメダル獲得に緊張の最終演技であるところ、いとも簡単に決め続けたところ、解説者からは「国内の決勝では同じレベルの選手が10何人もいる」と驚きのコメントがあった。