【ブンデスリーガ】ボルシアMG0-0ダルムシュタット(日本時間2月10日/ボルシア・パルク)
4カ月ぶりの出場となったボルシアMGの日本代表DF板倉滉が、復帰戦で高評価を得ている。絶体絶命のピンチを防ぐ神スライディングを見せたディフェンスリーダーに最高評価が与えられた。
足首のケガによりチームを離脱していた板倉は、そのままAFCアジアカップを戦う日本代表に合流した。そのため、ドイツ・ブンデスリーガ第21節のダルムシュタット戦はおよそ4カ月ぶりとなるボルシアMGでの出場となった。
ゴールレスで迎えた77分には板倉らしいプレーでスタジアムを沸かせる。ボルシアMGのディフェンスラインの裏にロングボールが出されると、スウェーデン人FWオスカル・ヴィルヘルムソンが反応。しかしマークしていた板倉もしっかりと追走し、相手のシュートに合わせた完璧なタイミングの神スライディングでこのピンチを凌いだ。このシーンについてSNSでのコメントでも「逆襲きた」「本来の姿だろ」「日本が誇るDFリーダー」「イラン戦で文句言ってた奴ら見てる?」「板倉神」「スライディングうますぎる」と大興奮のコメントが寄せられた。
フル出場を果たした板倉は、チームトップとなる62本のパスを成功させ、成功率は90%を記録。さらに空中戦でも2回中2回に勝利するなど攻守で存在感を見せた。
ドイツ紙『ビルト』は板倉に「2」の評価を与え、「18週間ぶりの復帰。3バックのセンターマンとしてすべてをクリアした。最後の瞬間、ヴィルヘルムソンのチャンスを防いだ」と称賛している。
(ABEMA/ブンデスリーガ)