【ブンデスリーガ】レヴァークーゼン3-0バイエルン(日本時間2月11日/バイアレーナ)
【映像】屈辱の敗戦にブチギレ!中継カメラに強烈パンチを炸裂する瞬間
チームの不甲斐ない戦いぶりに、バイエルンの魂も我慢できなかったようだ。ドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、レヴァークーゼン戦との首位攻防戦を振り返った。
勝ち点2ポイント差で迎えたドイツ・ブンデスリーガの首位攻防戦は、思わぬ結末を迎えた。立ち上がりから首位のレヴァークーゼンが主導権を握ると、18分にクロアチア代表DFヨシプ・スタニシッチ、50分にスペイン代表DFアレハンドロ・グリマルドがネットを揺らす。
迎えた後半アディショナルタイム。バイエルンはセットプレーのチャンスにドイツ代表GKマヌエル・ノイアーを相手陣内に上げるパワープレーにでるが、この作戦は実らず。逆にレヴァークーゼンのカウンターを浴びて3点目を失った。
ベンチスタートとなったミュラーは、60分から途中出場すると、チームを鼓舞するようなプレーで牽引。19本全てのパスを正確に繋ぎ、守備でも地上戦のデュエルに2回中2回勝利するなど攻守に貢献した。
試合後、ミュラーはドイツメディア『スカイスポーツ』で「まずはレヴァークーゼンを祝福しなければいけない。彼らは勝利に値した」と相手チームを称えた。一方で不甲斐ない戦いを見せたチームに対しては怒りが収まらなかったようだ。
「僕はイラついている。今のチームに欠けているものは、トレーニングでもっといいアプローチを見つけること、勇気を持つこと、自由にサッカーをすることだ。オリヴァー・カーンの言葉を引用すると『度胸が足りない』ってことだよ」
「プレーが頭でっかちになっている。レヴァークーゼンのグリマルドは、左サイドバックながらも右サイドでも顔を出している。今のチームにはそれが欠けていて、僕らはAからBへ、BからCへとプレーしているだけ。ギャンブルするだけの自由さがないんだ」
「ピッチには国際的に通用する選手たちだ。いちいち監督の指示を仰ぐ必要はない。僕が言いたいのは決断力のことだ。試合でのインテリジェンスや『どういうルートを走って、何をどうするのか?』そういう決断が必要なんだ」
(ABEMA/ブンデスリーガ)