【ブンデスリーガ】ライプツィヒ2-0ボルシアMG(日本時間2月18日/レッドブル・アレーナ)
まさに”チームの危機”を救った瞬間だった。ボルシアMGのCB板倉滉が強烈なスライディングでデンマーク代表FWユスフ・ポウルセンのシュートをブロック。日本代表DFの守備能力の高さが伺える好プレーだった。
キックオフ直後の2分、ボルシアMGはライプツィヒの速攻を受け、自陣深くまで攻め込まれてしまった。
ここで絶体絶命のピンチを救ったのが板倉だ。板倉はボールに釣られることなく、ボックス内の危険なスペースを埋める守備対応を選択した。ライプツィヒのポウルセンがボックス内で前を向いた瞬間にギアを上げ、素早く距離を詰める。そのままの勢いでスライディングを行い、デンマーク代表FWが放ったシュートを上手くブロックしてみせた。
この際に味方のドイツ人GKモリッツ・ニコラスと衝突し、板倉は足を押さえて地面に倒れ込んでしまう。あわや大怪我といった光景だったが大事には至らず、一度ピッチの外に出て治療を受け、試合に戻ることができた。
板倉がスライディングで決定機を防いだ守備対応に対して、ABEMA視聴者は「これが板倉!」「出た板倉!」「すげぇ」「ナイスブロックすぎる」とコメント。板倉の伝家の宝刀であるスライディングでのシュートブロックに多くの称賛が寄せられている。
板倉は高い身体能力や優れたボールテクニックを持つが、最大の強みは冷静さを失わず、一番危険な場所を抑えるスマートな守備対応だ。この一連のシーンは彼の良さが存分に出ていたと言えるだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)