2月17日より、「キングダム」第5シリーズ第6話が順次放送中。戦で秦軍に好機が訪れたが、総大将の桓騎(CV:伊藤健太郎)は一切攻撃を仕掛けなかった。部下に肩を揉ませてのんびりするだけの彼に、「なにもせず終わらすだと!?」「まさかの動かない」と困惑する視聴者が相次いでいる。
アニメ「キングダム」は、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の原泰久氏による人気漫画が原作。漫画は2013年に、第17回手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞している。物語は、春秋戦国時代の中国を舞台に、天下の大将軍を目指す少年・信(CV:森田成一)と、後の始皇帝となる若き王・エイ政(CV:福山潤)の活躍を描く中華戦国大河ロマン。2012年にアニメ化され、2022年に放送された第4シリーズでは「国内統一編」の完結までが描かれていた。
前回放送の第5話では、渕(CV:赤城進)が率いる小隊が激流の川を渡り、対岸にいる敵の奇襲に成功した。すると奇襲に気づいた敵軍が集まってきた。渕たちは残りの仲間が川を渡る時間を稼ごうとしたが、川を渡った疲労のせいであっさりと倒されてしまった。しかし渕は諦めず、「もはやみな余力はない。だが、まだ役割は完遂していない」と1人で敵に立ち向かおうとした。
限界を迎えながらも責務を果たそうとする渕に、「渕さんよくやった」「ほんっっっとかっけえ」「渕さんに涙」「胸熱です」と感極まる視聴者が続出した。
第6話「黒羊の大一番」では、飛信隊の活躍により秦軍に好機が訪れた。しかし桓騎は部下のオギコ(CV:福山潤)に肩を揉ませるだけで、なにもしないまま3日目の戦を終わらせた。まったく動かない桓騎に、味方すら戸惑っていた。
桓騎の意外な行動に、視聴者からも「なにもせず3日目終わらすだと!?」「まさかの動かない」「黒羊の大一番(オギコが肩揉んで終了)」と反響が続々。「なにを考えているんだろう」と彼の狙いにも注目が集まっている。
■第6話「黒羊の大一番」
【あらすじ】
怒とうの反撃で馬呈・劉冬(りゅうとう)軍から戦いの主導権を奪い取った飛信隊は、勢いに乗り、黒羊の戦局を大きく動かすべく、中央丘を狙った次の攻撃に打って出る。飛信隊の活躍により、戦いを有利に進める絶好の機会に恵まれた秦軍。この好機に、秦軍総大将・桓騎(かんき)の動きに注目が集まる!一方その頃、劉冬との戦いで重傷を負った羌カイは、樹海地帯にあるとある集落で目を覚ましていた。
※エイ政の「エイ」は環境依存文字
※羌カイの「カイ」は、正式にはやまいだれに鬼の字
(C)原泰久/集英社・キングダム製作委員会