【プレミアリーグ】シェフィールド・ユナイテッド0-5ブライトン(日本時間2月18日/ブラモール・レーン)
この日も左サイドは三笘薫の独壇場となった。ブライトンの日本代表MF三笘薫が左サイドでボールを受けると、相手を抜き切らずに完璧なクロスを送りオウンゴールを誘発する活躍を見せた。これにはファンも「いいクロスだった」「実質三笘」と大歓喜の様子となった。
ブライトンが2-0とリードして迎えた74分だった。敵陣中央に位置したブライトンのDFイゴールが左サイドの三笘へパスを送る。これを受けると三笘はボックス左付近からドリブルを仕掛け、縦に行くと見せかけて相手を抜き切る前に左足でクロス。ゴール前にはFWダニー・ウェルベックが走り込んでいたが、マークについていたシェフィールド・ユナイテッドのDFジャック・ロビンソンが右足でボールの処理を誤り、オウンゴールとなった。
解説を務めた鄭大世氏は「あそこにクロスを入れられたらこうなりますよ。DFのせいではないですね。いいパスを送った三笘のおかげなんですよ」とコメント。DFのミスよりも三笘の絶妙なクロスを賞賛した。
また、ゴール直後にはシェフィールド・ユナイテッドのDFロビンソンと監督のクリス・ワイルダーが思わず頭を抱える姿が映し出され、視聴者からは「監督も頭抱えるわな」と同情のコメントも見られた。ファンも絶望した表情を見せ、スタジアムを後にするホームサポーターが散見されるなど、三笘の活躍がホームチームの決定打になったようだ。
三笘の活躍にはファンも「いいクロスだった」「実質三笘きた」「勝負は決まった」と大興奮の様子だった。
ブライトンはこの試合に5-0で勝利。オウンゴールによりアシストは記録されず数字を残すことはできなかったが、三笘の存在価値を証明するには申し分のない活躍でチームの勝利に貢献する結果となった。