【プレミアリーグ】トッテナム 1-2 ウルブス(日本時間2月18日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
まるで衝突事故のような危険な挟み撃ちだった。ウルブスのMFマリオ・レミナは空中でボールを頭でクリアしようとしたが、トッテナムのFWリシャーリソンとMFパペ・マタル・サールに挟まれる展開に。両サイドから強い衝撃を受けると、その場に倒れ込んでしまった。
スコアレスで迎えた16分、ウルブス陣内のボックス手前で空中にルーズボールが浮いた。これを頭でクリアしようとしたレミナだが、前方からサール、後方からリシャーリソンがジャンプして挟み撃ちのような形になってしまった。リシャーリソンは途中からボールから目を逸らしており、レミナへの単なる体当たりとなっていた。
フィジカルの強いサールとリシャーリソンに激突されたレミナは激しい衝撃を受けてしまい、着地と同時にピッチに転倒。メディカルスタッフもすぐに駆けつけて、脳震盪の疑いがないかなどの確認をする事態へと発展し、試合は2分ほど中断した。
実況を務めた福田浩大氏が思わず「これは危ない!」と叫んだ危険なプレーについて、ABEMA視聴者は「危ない」「荒いなー」「ラフ多いな」「リシャは荒い」「リシャ恐い」と反応。空中での過度な挟み撃ちに苦言を呈する声が寄せられていた。
なんとか起き上がってプレーに戻ったレミナだが、心身ともに頑丈な彼だからこそ無事だった可能性は小さくない。一歩間違えれば大事故に繋がりかねない危険なシーンだった。
(ABEMA/プレミアリーグ)