【ブンデスリーガ】ボーフム3-2バイエルン(日本時間2月19日/ヴォノビア・ルールシュタディオン)
この男の苦難は続くようだ。ボーフムがクロス攻撃からゴールに迫った場面で、バイエルンDFウパメカノの肘がDFシュロッターベックの顔面に接触。このプレーでボーフムにPKが与えられると、フランス代表DFには2枚目のイエローカードが提示されて、ミッドウィークの試合に続いて退場&PK献上となった。
ボーフムが2-1とリードして迎えた76分、左サイドからMFケヴィン・シュテーガーがクロスを上げると、これをDFケヴェン・シュロッターベックとバイエルンDFダヨ・ウパメカノが空中で競った。
その際にウパメカノの肘がシュロッターベックの顔面を激しく捉えており、主審はファウルと判定。ボーフムにPKが与えられると、39分に1枚目のイエローカードを貰っていたウパメカノは2枚目のカードで退場となった。
結果的に決勝点となる痛恨のPK献上に、ABEMA視聴者は「肘入ってるな」「結構痛そう」「ウパまたやったか」「またやらかしたよ」と反応。ミッドウィークに行われたラツィオとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦でも同じようにPKを与えて退場となったウパメカノのプレーを残念がっていた。
痛恨の2試合連続での退場となったウパメカノのプレーに非難が集まるのは当然のことだろう。ただ、彼の人格を否定する誹謗中傷や差別はあってはならない。バイエルンのサポーターたちは試合中に「ウパメカノの人種差別は許さない」という意味のメッセージを記したバナーを掲げて、世界に訴えていた。
(ABEMA/ブンデスリーガ)