【WWE】RAW(2月19日・日本時間20日/アナハイム)
150キロの「小回りの効く巨漢」が見せたトップロープからの尻攻撃に会場は「オゥ…」とどよめき。ファンから「死ぬわ」「うげー」「迫力しかねえ」など、驚きと心配の声が殺到した。
チャド・ゲイブルとアイバーのリマッチが実現。先月の試合で勝利を収めたアイバーが、この日も150キロの巨体と機動力を駆使したエグい技を連発した。
場外の攻防では、マット下の液晶がアイバーの突進によってバグる衝撃シーンが発生。狭い場外でスピンキックを繰り出してチャドをリングに戻すと、トップロープに駆け上がりフライング・ボディシザース・ドロップのような体勢からヒップドロップを炸裂させた。
軽い選手であれば…よくある戦いの一場面だが、アイバーの体重は約150キロ。全体重を乗せた「尻」がチャドの顔面をクラッシュするシーンに「死ぬわ」「うげー」「迫力しかねえ」「えぐすぎるw」「ケツで潰した」「いやキツイだろこれ…」とファン騒然。
解説の週刊プロレス・井上光記者も「うわぁ…」と絶句し、実況の清野茂樹アナウンサーはリプレイ映像を見ながら「凄い勢いですよ。まともです330ポンド…」とその重さを強調した。井上記者は「よくチャド・ゲイブル返しましたよね」とキックアウトしたチャドにも驚いた様子だった。
ここまでの試合の主導権は完全にアイバーだったが、その後、得意のドゥームソルトを自爆すると、チャドの反撃にあい最後はヒールを極められ絶体絶命。この日は頼みの綱のマネージャー・ヴァルハラも不在でアイバーは耐えきれずタップアウトとなった。
2度目の勝負はチャドが勝利。自身のユニット“アルファ・アカデミー”にとってもアイバーに連敗続きだったこともあり、メンバーのオーティスと、戸澤陽、マキシン・デュプリーなどもリーダーの勝利に喜びを爆発。チャドは歓喜のダブルピースと決めゼリフ「サンキュー!」を炸裂させた。(ABEMA/WWE『RAW』)