【ブンデスリーガ】フライブルク 3-3 フランクフルト(日本時間2月18日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
1月18日に40歳を迎えた元日本代表キャプテンの長谷部誠が、フライブルク戦で今季ブンデスリーガの初スタメン。フランクフルトでの公式戦通算300試合を迎えたレジェンドについて、かつて日本代表でも共にプレーした安田理大氏がそのスゴさを語った。
フライブルクvsフランクフルト戦でABEMA解説を務めた安田氏は、試合前に「長谷部のココがスゴい」を3つ語った。「僕がヨーロッパにいた時(2011〜2013年にフィテッセに在籍)は、何度かご飯にも行きました。誕生日もお祝いしてましたよ。内田篤人、吉田麻也、香川真司、槙野智章とかと一緒に」と長谷部の人柄も知る安田氏ならではの話が展開された。
一つ目は、2016年に結婚した奥様・佐藤ありささんについて紹介。安田氏はかつて共演経験もあるそうで「嫁さんが超絶かわいい」と絶賛し、「誰が結婚するんだろうと思っていたらまさかの日本代表キャプテンだった」と“嫉妬心”を明かした。
続いては「めっちゃ読書家」と紹介。長谷部は2011年に『心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣』という自著を出版し、スポーツ選手の著書としては初のミリオンセラーを達成している。その本書でも「読書」の重要性やその意味について記しており、そのメンタルコントロール術が紹介されている。
「普段は漫画しか読まないが、長谷部さんの本は読んだ」という安田氏は、「心を整えているから40歳までプレーできている」と、偉大な先輩について分析した。
最後に、「几帳面で真面目」な部分をピックアップ。「僕は陽気みたいなタイプなんで、正直、合わないと思う」と冗談を言いつつも、「徹底してやっているから40歳までできる。結局、真面目な選手が一番長くできる」と長谷部の偉大さに言及した。
実際、40歳にしてブンデスリーガ1部で生き残るのは並大抵のことではない。今季は前半戦こそ出場機会は多くないものの、フライブルク戦では見事なブロックやターン、縦パスなど攻守で光るプレーを披露した。カイザー(皇帝)には続く2月25日のヴォルフスブルク戦でも要注目だ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)