【ラ・リーガ】ソシエダ1-3ビジャレアル(日本時間2月24日/レアレ・アレーナ)
久保建英を中心とした波状攻撃がついに実を結んだ。なかなか攻撃が得点に結びつかなかったソシエダだったが、日本代表MFが得意のドリブルからの仕掛け&クロスでチャンスを演出。このプレーを起点に待望のゴールが生まれている。
ソシエダが0-2と追いかける展開で迎えた86分、MF久保建英がMFミケル・メリーノから右サイドでパスを受けると攻撃が活性化する。
日本代表MFは中へのドリブルも選択肢の一つにありながら、右ボックス近辺からの急加速で縦に仕掛けると、対峙した相手DFを抜き去って右足でクロスを上げた。これはビジャレアルの守備陣にヘディングでクリアされたが、そのこぼれ球をダイレクトでMFマルティン・スビメンディが左足を振り抜く。
すると、強烈なシュートがビジャレアルGKフィリップ・ヨルゲンセンを襲い、彼がファンブルしたボールをFWシェラルド・ベッカーがシュート。さらにそのこぼれ球をメリノが押し込み、レアル・ソシエダが1点を返すことに成功した。
SNSでは「ナイスゴール!」「久保くん最高」「久保君の仕掛けがよき」「チームメイトから信頼されている」など、日本代表MFを起点とした待望の一撃に多くの反応が寄せられていた。
この試合でレアル・ソシエダは21本のシュートを放ったが、1ゴールしか奪えなかった。年明け以降の得点力不足は顕著であり、この危機をAFCアジアカップ2023から復帰した久保が救えるだろうか。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)