【カラバオカップ】チェルシー0-1リヴァプール(日本時間2月26日/ウェンブリー・スタジアム)
中盤で激しい攻防が繰り広げられた。その中心となっていたのがリヴァプールMF遠藤航とチェルシーMFコナー・ギャラガーである。両者ともにチーム1位の地上戦勝利数を記録した選手同士の攻防は見応え十分だった。
スコアレスで迎えた14分、スローインの流れからリヴァプールMFライアン・フラーフェンベルフが高い位置で相手に囲まれてボールを失うと、そこから怒涛の攻守の切り替えとなった。
この場面で遠藤航はチェルシーの中盤のキーマンであるMFギャラガーに対して高い位置から捕まえに行っており、ファウル覚悟のタックルでカウンターの芽を摘んでいる。
ともに中盤を駆け回った彼ら2人の存在感は抜群だった。この試合で遠藤航は地上戦17戦11勝、ギャラガーは17戦10勝と多くの局面で相手選手と1対1を迎えていた。このデュエルで勝つか負けるかで、攻めれるのか、それとも攻められるのか、試合の流れが大きく変わる。
カラバオカップ決勝という大舞台でキーマンとなった2選手に注目してもう一度試合を振り返るのも面白いかもしれない。
(ABEMA de DAZN/カラバオカップ)