【ブンデスリーガ】ボルシアMG5-2ボーフム(日本時間2月24日/ボルシア・パルク)
浅野拓磨の気迫が相手を追い詰めた。日本代表FWがボルシアMGのジョー・スカリーに自慢のスピードでプレッシャーを掛けた場面で、相手が自ら倒れにいく形でファウルを要求。これを完全に見抜いていた線審は同選手のシミレーションと判定した。
ボーフムが0-3と追いかける展開で迎えた73分、ボルシアMGの左SBジョー・スカリーが自陣の深い位置でボールを回収すると、そこに対してFW浅野拓磨が自慢のスピードを活かしたプレスで簡単に前を向かせない守備を行った。
思わずタッチライン際へと逃げたスカリーは自ら転倒しする形で目の前の線審にファウルを要求。これに「浅野がファウルはなかった」とアピールすると、ラインズマンは冷静にスカリーのシミュレーションを認め、ボーフムが敵陣でセットプレーのチャンスを得た。
浅野の守備が功を奏した場面について、ABEMA視聴者は「ナイス浅野」「浅野ナイスすぎる」「速いんだって」「浅野すげーな」とコメント。彼の持ち味でもある献身性を高く評価する声が多く寄せられた。
浅野の守備はもちろん、線審の冷静なジャッジも称賛に値するだろう。リプレイを何度も見られる視聴者とは違い、コンマ何秒のプレーを一瞬でジャッジする。プロの目を騙すことは簡単ではない。
(ABEMA/ブンデスリーガ)